「販売会社が破綻したらどうなるの?」
「お金を預けている受託会社が潰れたら…?」
投資信託について学び始めた私が、最初に感じたのはこうした“もしもの不安”でした。
でも調べていくうちに、投資信託には資産がしっかり守られる仕組みがあることを知って、少し安心できました。
この記事では、「販売会社」や「受託会社」の役割と、万が一の破綻時にも資産が守られる理由について、私が学んだことを備忘録としてまとめます。
投資信託の「販売会社」とは?
投資信託で、どの国や企業の株式・債券に投資するかの方針を決めるのが販売会社です。
「委託会社」や「運用会社」とも呼ばれ、ファンド全体の運用戦略を考えて、具体的にどんな資産を購入するかを指示する役割を担っています。
つまり、私たちが投資したお金の「使い道」を決めている会社が販売会社なのです。
販売会社が破綻しても資産が守られる理由
「じゃあ、この販売会社が破綻したら、私たちのお金はどうなるの?」と不安になりますよね。
でも大丈夫。販売会社が破綻しても、私たちの資産には基本的に影響はありません。
お金の管理は「受託会社」が担当
私たちの投資したお金を実際に保管・管理しているのは、販売会社ではなく『受託会社』です。
この受託会社は、銀行や信託銀行などが担当しており、販売会社とは別の存在です。
別の販売会社が引き継ぐ仕組みがある
万が一、販売会社が破綻した場合でも、別の販売会社がファンドの運用を引き継ぐ仕組みがあります。
そのため、ファンドそのものが消滅したり、お金が失われたりすることはありません。
受託会社が破綻したらどうなる?
「でも、お金を預かっている受託会社が破綻したらさすがにまずいのでは?」と思いますよね。
こちらも、しっかり対策がとられていました。
投資家の資産は分別管理されている
投資信託では、投資家のお金と受託会社自身のお金をしっかり分けて保管(=分別管理)することが法律で義務付けられています。
そのため、たとえ受託会社が破綻したとしても、投資家のお金は差し押さえなどの対象になりません。
万が一にも備えた制度設計
このように、投資信託は「販売会社が破綻しても」「受託会社が破綻しても」私たちの資産が守られる構造になっています。
最初は不安でしたが、こうした仕組みを知ることで安心して投資を始められそうです。
まとめ:投資信託は安心して続けられる仕組みがある!
今回のポイントをおさらいすると…
- 販売会社(運用会社):投資方針を決め、運用を指示する
- 受託会社:投資家の財産を管理する(販売会社とは別)
- どちらが破綻しても、投資家の資産は守られる仕組みになっている
投資信託の仕組みは少し複雑に感じますが、私たちの資産が守られるよう、制度がしっかり整備されているとわかって安心しました。
「投資ってこわい…」と思っていた方も、こうした知識を持っておくと、一歩踏み出しやすくなるかもしれません。
さいごに
今回は、私自身が学んだことの記録としてまとめました。
まだまだ知らないことも多く、今回は私が学んだことの記録ですので、もし間違えている箇所がありましたらぜひ教えていただけますと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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